2012年5月14日 (月)

新緑のお茶会

お稽古35日目

炉の季節から風炉の季節になりました。

Dscn4638_765x1024_2
今日のお軸は『薫風自南来』。菖蒲がとてもきれいです。

 

本日、初めて更好棚のお稽古をさせていただきました。

Dscn4637_768x1024_2

更好棚 十一世家元玄々斎好みの二重棚

昨年、風炉の季節に大先輩のKさんが、お稽古されているのを何度か見せていただいたり、名残りの時期(10月)に五行棚のお点前をお稽古しましたが、自分で最初のお道具を飾るところから、最後の水次まで通してお稽古するのは初めてです。

 

棚は、もともと侘び茶以前に、武家が茶を喫する際に書院や広間で道具を飾るのに使われたもの。基本的には四畳半より小さな小間では使いません。裏千家茶道の教則本で棚の種類を数えてみると、なんと!46種類もありました。お稽古のバリエーションが増えて楽しそうです。

 

この休みもお茶三昧。

土曜日は川西の奥、某社某部長宅の裏山に茶の木が自生していて、新芽が摘みごろだよとお誘いを受けてお宅にお邪魔しました。

Dscn4633_768x1024_2

Dscn4634_768x1024

古い農家をリフォームしながら住んでいらっしゃいます。(この日も門扉を改修されてました。)オープンガーデンで一般公開もされているような、素敵なお庭です!

裏山の茶の木地帯へ。

Dscn4621_768x1024 Dscn4622_1024x768

大きな柿の木の陰になっている。自然な遮光がいいんです!。

 

Dscn4624_768x1024

こんなに摘みました。

Dscn4629_768x1024

ホットプレートで炒って、ざるの上で揉んで

Dscn4626_768x1024

完成です!

少し発酵(酸化?)が進んで、フレーバーはウーロン茶に近くなりましたが
とっても美味しかったです。

Dscn4644_768x1024
 

 

日曜日はお仲間で万博公園・日本庭園で野点。

Dscn4655_768x1024

またまた、野田琺瑯のポトル君と水指君が大活躍!

菖蒲はまだ少し早いようでしたが、新緑がまぶしい、とても気持ちの良い休日を過ごしました~

2012年5月 6日 (日)

今年のゴールデンウィークは

ゴールデンウィーク後半。画伯が長期出張で家を不在にすることになった。

恒例の知恩院参拝&春の古書籍大即売会から戻った当日と、出発の朝、あわただしく荷造りをして伊丹から飛行機で羽田に。

Dsc_0544_1024x768

 

思えば、5年前のゴールデンウィークは、わたしの方が画伯とミンチョウを置いて、同じように単身で東京に旅立ったのだ。

変な(?)使命感を持って、意気揚々と勝手に東京入りしたのだが、今度はその時の状況を逆体験。

Dsc_0562_768x1024  

画伯のいない朝。ミンチョウと目覚める。

20120506aramaki_768x1024

画伯からお当番を引き継いだ、毎月日曜日恒例の荒牧土橋公園のお掃除。少し早めに到着して、10名分くらいのお掃除道具を準備する。到着するなり、雨が降り出した。みなさん来てくれるのだろうか?

休日中、日中は、いろんなお友達と素敵な時間を過ごす。

Dsc010

茨木神社 黒井の清水クリエイティブ茶会

住宅設計をしている蓮池さんと陶芸家河原さん。お二人のアーチスティックなお点前に魅了される。

Dscn4572_768x1024 オトラク・ピクニック in 猪名野神社

オトラク・サポーターたちの、ゆるーい野外打ち合わせに参加。(これでも決めることは決める)

0506nodate_717x960

打ち合わせの後はピクニック。野点で一服。みなさんに楽しんでいただきました。

ただ。帰ってくるとミンチョウとふたり。

ゴハンください。

窓を開けてください。

撫でてください。

もうねましょう。

すべてが『にゃぁ~ん』で成立する会話。

Dscn4589_768x1024

ミンチョウ、おとさんと二人、こんな夜を過ごしてたんだねえ。

5か月間なんてあっという間だよ。がんばろうね。ミンチョウ。

2012年5月 1日 (火)

ダンスの時間

先日、コンテンポラリーダンスを見に行った。

コンテンポラリー・ダンス=ダンスのジャンルの一つ。モダン・ダンス以降出てきた新しいダンスの総称。「現代舞踊」。バレエ・アカデミック(クラシック・バレエの技術)に基づいたものが多いとは言えるが、演劇的な要素が強いものもある。

あまりに事前知識がないので、『どうやって鑑賞していいのかわからない』というのが正直なところ。何の先入観も持たず、ただ感じるままに鑑賞するしかない。

Dscn4516_1024x768

ダンスの時間35 in ロクソドンタブラック(大阪阿倍野)

アングラチックなホールに似つかわしくない、主催者の教育者的まじめさあふれる(?)前説のあと、パフォーマンスが始まる。

 

重厚で奥行きのある音と身体のキレ。線がシャープだ。

 

翻弄され、抵抗し、もがく。

打ちひしがれる。

しかし、何かを突き抜ける。

開放されていく。

徐々に明るさが見えはじめる。

 

一連のドラマチックな『絵画』のシリーズを見ているような錯覚に陥る。

 

抽象絵画や現代アートを鑑賞するとき、どうしても、解釈を加え、意味を求め、言語化し、納得したくなる。勝手にストーリーを組み立て、『きっと、作者はこう言いたいに違いない』などと考えてしまう。悪い癖だ。

Dscn4517_1024x707

鳥の羽ばたきに意味を求める必要はない。

人の思うままの舞踊に意味を求める必要はない。

帰りに入手したCDを何度もリピートして反芻中・・・。

 

2012年4月29日 (日)

初摘み

GW初日は京都和束へ。新茶のお茶摘み体験です。

303349_253694918062181_100002650246 

桜も終わり、いまはハナミズキが見頃!新緑も美しい!『山笑ふ』とはまさにこのこと!!

 

茶摘み体験が始まりました!

京都おぶぶ茶苑 副代表の松本さんから今日の説明!40人以上の方があつまりました!

Dscn4339_1024x768 Dscn4338_1024x768_2

Dscn4342_768x1024 Dscn4341_1024x768

早速バスに乗って現地へ。現地ではアッキー!京都おぶぶ茶苑の代表!喜多章浩さんから、茶葉の摘み方のレクチャーを受けます!

Dscn4345_768x1024

摘むのは『一針二葉』。爪を立てずに、親指でやさしくね。

Dscn4359_1024x768 Dscn4355_768x1024_2

みなさん思い思いに摘みます。澄んだ空気、鳥の鳴き声、風の香り、肥しの匂い(!) 絶妙のハーモニー!

Dscn4360_1024x768 Dscn4364_1024x768_2

みんなで摘んだ茶葉を集めます!

Dscn4371_768x1024_2 釜で炒って

Dscn4374_768x1024 箕で揉み

Dsc_0492 ひたすら揉み

Dscn4373_768x1024 丸め

Dsc_0493 ほぐします

294971_253922021372804_100002650246 そろそろ完成です!

Dsc_0495

一煎目は少しぬるめのお湯加減で。最後の一滴・ゴールデンドロップを執拗に集めます!

口の中に広がるこの味わい!最高でした!

2012年4月28日 (土)

茶禅一味

先日、お茶のお稽古の前、近所にある伊丹市唯一の黄檗宗のお寺『常休禅寺』さんに行ってみる。

Dscn4308_1024x768

法雄山常休禅寺 

天和3年(1683)宇治万福寺の二代目木庵性滔和尚の弟子慧極道明和尚によって開山。

Dscn4309_768x1024

門から本堂までのアプローチ。禅寺は、この意匠がお好みなのだろうか。

Dscn4307_768x1024 

門の横には『不許葷酒入山門』の文字。酒のほか、ネギ・ラッキョウ・ニンニク・ニラ・アサツキなどのにおいの強い野菜を禁じるということらしい。

どんな宗派でもそうなのだろうか。特に禅寺では、日常が修行の実践であり、『食事』そのものがストイックな儀式のようだ。

Dsc_0475 Dsc_0476

先日の四頭茶礼。本席では写真を撮ることなど不謹慎極まりない厳粛な雰囲気。これはガイドブックから転載。

日常のお茶を飲むという行為が崇高な儀式に高められている。お道具や作法について、説明があるわけでもなく、無言で儀式はすすむ。僧侶の摺り足の音と衣擦れの音が緊張感を高める。

茶碗は天目台に乗せられ運ばれてくる。丹念に作られたであろう抹茶が、一碗一碗に掬い入れられてあり、恭しく掲げもつと、お湯が注がれ茶筅で点てていただける。栄西禅師に感謝しながら一同に会した36人がそれぞれお茶をいただく。

まさしく『茶禅一味』。仏の教えは経典や僧侶の言葉の中だけにあるのではなく、日常生活の中にこそ見出すことができるのという“茶禅一味”<ちゃぜんいちみ>の実践を垣間見た、良い経験であった。

Dscn4313_768x1024

炉のお稽古もラスト。5月からは風炉のお点前になります。

Dscn4315_768x1024

今日のお花は『武蔵鐙 (むさしあぶみ)』。見慣れない花でしたが、勢いのあるお花でした。歌舞伎役者が見得えを切っているようにも見えます。

2012年4月23日 (月)

茶友

今週も素敵な出会いの多い茶漬けの日々でした。

週の真ん中から出張で東京に。2日間の滞在時間中、空いている時間といえば出社前、朝の時間くらいしかなかったのですが、そんなあわただしい時間にもかかわらず、お茶を通じて縁をいただいた、岡田和弘さんと朝活!なんと、お点前頂戴いたしました!

Dsc_0424 素敵な器に台湾土産のパインケーキ

実際にお会いさせていただく機会は3回目ですが、お茶にまつわる様々なことでお話が弾みます!少しの時間でも、会って語りあう時間を大切にできる繋がり。こんなご縁をいただき感謝でございます。

 

東京2日間の翌日は早朝から京都。

阪急電車の始発に乗り、建仁寺での四頭茶礼にお仲間で行ってまいりました。

Dsc_0438_480x854

Dscn4295_768x1024

和裁・和小物・木工作家の郁李庵・出雲寺郁さん播州大工茶人の吉岡道雄氏

こちらのお仲間もお茶を通じてのご縁。たちまち意気投合。すばらしいです。

 

副席2(表・裏)、点心、煎茶席、番茶席と順に楽しんでまいります。早朝から始まり終わったのは16時前。充実のお茶三昧!さながら、大人のテーマパークですね。

そして最後の一服をいただきに、抹茶処 木の花(このはな)さんへ。京の昔ながらの商店街にひっそりと構えていらっしゃるお店です。

Dscn4299_768x1024 熊谷守一書 流水不争先

店主の木村さんとは、前回初めてうかがってから親しくしていただき、いろんなお話をお伺いし、大変良いお勉強をさせていただいています。

お茶を始めて、本当に人とのつながりが広がります。

それぞれ世代はもちろん、生活の背景もまったく違う者同志が、会話を楽しみ、時間を共有する。少しずつ良いものを見聞きし、勉強させていただく。万感の思いをお土産にそれぞれの生活に帰っていく。そのお土産が日々の生活の時間を豊かにし、また茶友とお会いしたいという思いを強くする。

茶の湯文化が、いにしえよりながく守り続けられたきた理由の一端が少しずつ解りはじめたようです。

2012年4月15日 (日)

夜桜茶会

桜の季節になると、日本列島の『長さ』を思うことがある。

今日の天声人語さんが言っていたように、日本各地の桜が暖かい地方から順に咲いていく。関西では今週後半がピークを迎えた。

Dscn4112_768x1024

日本人はなぜこうも桜の花が好きなのか。現代に通じる『お花見』が流行したのは江戸時代くらいからなのだそうだけど、平安の昔、歌に詠まれる『花』といえば『桜』を指していたほど、花といえば桜。

  ひさかたの 光のどけき 春の日に
    静心(しづごころ)なく 花の散るらむ
                       (紀友則・古今集)

『桜』は日本人のDNAに、その存在を深くきざみ込んでいる。

桜の下で酒宴の後、お茶を一服差し上げました。

Dscn4114_1024x774 日も暮れてきました

Dscn4121_1024x768_2 釜は野田琺瑯『ポトル』です   

Dscn4155_1024x768 手渡しで

Dscn4120_1024x768 お茶碗の拝見

Dscn4106_768x1024

花の色に光さしそふ春の夜ぞ木の間の月は見るべかりける

(千載集・上西門院兵衛)

昆陽池 夜桜茶会 会記

+----------------------

 釜   野田琺瑯『ポトル』
 炉   ソト(SOTO) G'z G-ストーブSTG-10 STG-10
 水指  信楽自作 銘“さといも”
 茶器  花楓平棗
 茶杓  旅衣
 茶碗  井戸茶碗 平金昌人作
  替  銘『序』 平金昌人作
  替  銘『連』自作
 菓子器 染付角皿

 抹茶  有岡の翠 伊丹みどり園
 抹茶  中之白  松江中村茶舗

実は、この茶会。人生初の亭主だったりして。お客様、どうもありがとうございました。今度は藤の季節を楽しみましょう。

2012年4月11日 (水)

私信的に。Osaka Billboard Live.

Osaka Billboard Live の夜。

佐野元春 and The Hobo King Band Billboard Live 'Smoke & Blue' を楽しんだ。

Dsc_0380

何年ぶり?元春のライブ。

大きなホールでたくさんの観客を沸かせるステージではなく、ビルボードの大人の空間。

懐かしい曲から、この日のために書いてくれたという曲まで。

チェロのアレンジが加わり、ぐっと違う魅力が生まれる。

全20曲。元春ナイト。

389311_240717889359884_100002650246

最後の曲。

『みんな、座ったままでいいの?』と促され、ダンスナンバーで踊る。

元春。永遠の憧れ。おじさんになっても。おばさんになっても。

2012年4月 8日 (日)

待ち遠しい春

お稽古30日目。

釣り釜の季節もあっという間に終わり、透木釜(すきぎがま)でのお稽古。

Dscn4073_1024x768

3月は、天井から吊るされゆらゆらと揺れる釣り釜だったが、4月に入れば、羽の付いた釜で、五徳を据えず、『透木』という拍子木様の木を置いて、炭からの高さを調節する。どっしりと安定感がある感じ。

釜に羽があるのは、4月になり気候も暖かくなりはじめ、炉の熱をさえぎるための工夫とか。長い炉の季節も1か月で終わり。また季節が巡り、風炉の季節となる。

Dscn4087_768x1024

今日のお軸。(なんという禅語なのか、先生に伺のを忘れてました・・・)

今年の春は、何とも不安定。

台風並みの低気圧が日本列島に襲来したり、異様に寒い日が続く。桜も困惑気味のよう。東京では満開を迎えたようだが、関西は各地、まだ五分咲き程度だ。

Dscn4082_1024x768_2

寒風に耐える桜。

この季節、寒の戻りがあまりにも厳しいと、桜の木も風邪をひいて、花が咲かなくなることもあるらしい。このままで終わるなんてさみしすぎる。今年の桜、もう少し頑張れ。と、日差しを待ちながら、友人と語らいつつそんなことを考える。

 

552464_239521529479520_100002650246

しかし、あまりに寒いので『野点で一服』はあきらめ、スタバで茶会。まま、これも一興。

2012年4月 5日 (木)

私も。松江

松江に行ってまいりました。新大阪から岡山経由で松江まで。約四時間の列車の旅。

(今回の目的)

画伯=島根県立美術館で開催中の「くらしとデザイン『暮らしの手帖』花森安治の世界」展を見に行くこと。

私=不昧公の城下町に残る茶室を巡ること。

松江の町の魅力は、松江城を中心として歴史的町並みが保存されてるところ。城、武家町、町屋、湖、燈台といろんな表情が混在してる。それでいて、ほどよくコンパクトにまとまってて、文化水準高い。よくある観光地らしく商業ベース感がないとこがまたいい。

 

島根県立美術館は宍道湖畔に立地していて、『日本の夕日百選』にも選ばれている夕日ビューポイント。

Dscn3840_768x1024 Dscn3853_768x1024 Dscn3848_1024x768

花森安治展についてはご隠居のブログにゆずるとして、わたくしは翌日のお茶三昧を。※その他の写真はこちら

翌日は、朝からレンタサイクルを借りて、市内に残る松平不昧公ゆかりの茶室3か所を巡る。

Dscn3941_1024x768 月照寺 大圓庵

Dscn3964_768x1024 明々庵

Dscn4004_1024x768 観月庵

これらが、市内に残る代表的な茶室。北部に菅田庵(かんでんあん)という、不昧公が直々にお建てになった茶室が現存するが、今は、傷みがひどく一般公開はされていないとのこと。非常に残念。※写真の続きはこちら

 

それぞれの茶室に素晴らしいお軸が。

Dscn3938_768x1024 Dscn3973_754x1024_3 Dscn4028_757x1024_3

読めません。            不昧公の字           道心之中有衣食

※他の書・額はこちら

  

そして、それぞれの茶室で頂戴したお菓子です。

Dscn3946_1024x768_2 月照寺 お菓子は風流堂『路芝』

Dscn3985_1024x768 明々庵 彩雲堂の『若草』と『菜種の里』

Dscn4023_1024x768 観月庵   白花豆の甘さが何とも言えず

※お菓子の写真はこちら

 

松江の町は城下町とはいえ、意外と平坦でアップダウンも少なく、自転車でめぐるのにはもってこい。城北部の武家町の『小泉八雲記念館』、『田部美術館』に寄り道しつつ、帰りの電車の時間ぎりぎりまで、市内を回る。

寺町の風流堂で『路芝』を買い、一服いただいた後、最後の最後で立ち寄った老舗の茶舗『中村茶舗』で本日5服目のお茶をいただく。中村茶舗は明治17年(1884)初代中村末吉が、宇治の茶問屋中村藤吉本店から分家し、松江の地に茶商を開業したのが始まりだそうだ。宇治の上林春松もだいたい同じくらいに松江に出店されたとのこと。

店構えも古い茶舗の風情で、なんと店舗の奥に茶室をお持ちだ。

Dscn4046_768x1024

三畳台目Dscn4048_1024x768

Dscn4053_1024x768

本日、拝見させていただいた茶室の中で、最も人肌を感じさせる茶室。現役で日々使われているからだろう。 事前にご予約をすれば、挽きたての薫り高い抹茶をいただける。なんとお点前もさせていただけるとのこと!画期的!

松江市民に今も受け継がれている不昧公のお茶は本当におおらかなお茶だ。

・お点前は必ず二服点てる。

・客はお菓子を半分残す。二服目のお茶をいただくときのために。

・不昧流(石州流不昧派)は家元制度を取っておらず、庶民に至るまで、日頃から気軽にお抹茶を楽しんでいる。

武家も寺も町人も、財のあるものは自宅に茶室を持ち、華美を嫌った、不昧公好みの草案の茶の湯を楽しんだそうだ。ところが、天保の飢饉など、奢侈禁止令(贅沢禁止)が出され、町人の茶の湯は禁令になる時代がある。それでも町人たちは、居室の内部にそれとはわからないように茶室を設けたらしい。

歴史的建造物が多く残る町なので、今でも町屋解体の際に、茶室の痕跡が見つかることもあるようだ。

茶文化の息づく街。再度訪れたい。

«連鎖