2015年11月30日 (月)

出来心

商売と名がつくもので、なかなか易しいものはない。向き不向きもある。

12227212_867736943324639_1101244010

どうしてもこの道でいきたいと、一生懸命はげまなければならない。

12308267_870367509728249_1782810639


つい「出来心」で、商売をはじめる準備をしている。

こんな私が始めるにはもってこいの長屋。今日は隣近所にご挨拶もしてきた。

12240056_870367456394921_5472873876


裏窓にかけるカーテンの模様はもう決まっている。裏は「花色木綿」だね。

2015年3月27日 (金)

11031162_762462400518761_2154354219 

荒牧土橋公園

モクレンの花が咲いた。青空に上向きな白いモクレン。春休みの昼間の公園は子供たちのにぎやかな声。

 

奥の果樹林にぽっかりと空いたスペース。紅白の梅が植わっていた場所。

11045480_762462343852100_37311156_2

伊丹市内の大小の公園で、3月初旬に梅の木の伐採が始まった。数年前から“ウメ輪紋病”が蔓延し始め、これ以上の被害を抑えなければならないためという理由だ。

アブラムシが媒介して広がる、ウメ、モモなどに被害を与える病気で、葉に緑色の薄い部分ができる症状(退緑斑紋)やドーナツ状の輪ができるので“輪紋病”というらしい。

 

荒牧土橋公園に植えられていた紅白の梅。最盛期の姿。

R0012938_1024x768


実は、この紅白の梅、ご隠居がこの写真を撮影したあと、2年間花をつけなくなってしまっていた。一昨年の春には、伊丹市のみどり公園課と兵庫県農業技術センター環境・病害虫部に検査をしてもらっていた。

そのときの対応は、とても丁寧なものだった。

+-----

イラガの繭が多量に付いており、昨秋あたりにはかなりイラガによる葉の食害被害が出ていたようです。
そのため、樹自体がかなり弱っており、今年の新芽が出なかったのではないかと考えられます。さらに、かなり放任されているため樹も伸び放題で、昨年の高温乾燥による水分ストレスもあり、根にも負担がかかっていると思います。

今後の対処ですが、もう少しすると新葉が出てくるかもしれないのでしばらく様子をみてみるといいかもしれません。
また、葉も無く、根も弱っている状態では、樹全体が弱ってくるので、大きな枝を剪定するなどの処置をすれば回復が早いかと思います。

-----+

このメールの後、みどり公園課が剪定をしてくれたようで、木は少しずつ元気をとりもどしていたように見えた。

 

そして今年の早春。

ちいさなつぼみが膨らみ、紅白の梅が咲いた!

11080434_762462157185452_1917901349 


11075157_762462260518775_1373909131


11054360_751862808245387_6150654020

2年ぶりの紅白の梅花。幹や枝は、万全の生気を蓄えられていない様子ではあったが、たくさんのつぼみがつき、日差しが暖かになるのをまって、花が開き始めた。

これで一安心と思っていた。

 

 

 

市全域の梅は、残念ながらすべて伐採される運命だった。市の北部のはずれ、忘れ去られてしまってもいいような二本の梅の木も、悲しい運命をたどってしまった。

最後の開花。もう少しいい写真を撮ってあげることができればよかったと思う。

2015年3月23日 (月)

きいろいゾウ

気がつけば2015年も3か月経過。

 

稀日記の更新をしないといけませんと、ご隠居から指摘を受ける。(ほぼ毎日更新をしている人から言われると、本気で反省する。)

10419684_737652383017817_20621052_2 酒の席で

 

そういえば、先日、実兄からも日々の出来事を書きとめておくことの有用性を言われた。本人は、日記などつけているようにも思えないが、確かにほんの少しだけでもメモを残しておくと、振り返りに役立つことが多い。

時系列に振り返るということはもちろん、その時見ていた景色や、音、自分の感情や、相手の表情など・・。記憶だけでは風化してしまいそうなものも、少しの言葉にしておくだけで、断片を残しておける。書いている今には役立ちそうもないことでも、時間がたって、その断片をつなぎ合わせると、少し色のついた記憶としてよみがえらせることができる。

まあ、無理ないペースでぼちぼち書いていこうか。

712x1024 今、読んでいる。西加奈子著 『きいろいゾウ』(2008年3月 小学館)

 

ムコさんとツマのやわらかな日常。日記と独白の対比。まだ、読み始めたばかりだが、西加奈子の文章に引き込まれていく。これからどう展開していくのか楽しみ。

2014年11月 3日 (月)

茶源郷まつり2014

11月は茶の世界のお正月。

春に摘み、秋まで熟成させたお茶壺の口を切るおめでたい季節でもあり、茶源郷『和束』では茶源郷まつりの季節でもある。

149350_770127309742630_918102223515

1012859_10205102108410416_2853808_3

5


1919663_770127429742618_40357282273

雨の影響もあり、初日は少し人の出足が悪かったが、それでも多くの人がまつりを楽しんでいた。

われわれお茶の大学は『お茶の大学図書館』を開館。6つの講義を開催。

10336612_769799186442109_5299808133 ペットボトルのお茶のテイスティング

10636314_10205102107650397_58333656 茶袋つくり

10153042_769799566442071_8397113182 茶農家さんの絶妙トーク

10286930_770182593070435_5555299497 ヨーロッパツアー報告会

2 なごやかなビブリオバトル

 

10710911_10205102107210386_42667052

お茶の大学図書館は、お茶のある場所にそっと開館します。





















2014年10月18日 (土)

作品鑑賞茶会

10676293_708737162549777_1063534597 今回の作品展のメインイベント「作品鑑賞茶会」でした。

10410740_708742365882590_4443266480 ギャラリースペースの花入れにもお花がはいります。山牛蒡と海老草。

10570367_708737755883051_7277055623 点前座。御自作の棚に竹のお道具。

1689329_708741469216013_25627712972 お菓子は諏訪園さん。本物の栗も添えて。

 

10710907_678353698929632_9100506450 お軸は大徳寺四百十八世、宙宝宗宇(松月和尚)の書

竹筧二三升野水 松窓七五片閑雲 ちくけんにさんしょうのやすい しょうそうしちごへんのかんうん

山中の住まいに居て、何も他人にお見せする物とてないけれど、ここには筧を渡る水がいつもチョロチョロ流れているし、松越しの窓からは嶺にたなびく美しい白雲を何時も見る事が出来る。これで十二分ではないか、この外に何を求めようと云うのだ。という禅語。

10406960_678356868929315_7683891764


口下手だけれども、まっすぐでやさしい吉岡さんの人柄がでた、素敵な会となりました。

作品展は明日が最終日となります。

2014年9月29日 (月)

吉岡道雄 作品展

Dm_4



吉岡 道雄 作品展   Michio Yoshioka Exhibition

2014.10.11[土]‐10.19[日] 10時 – 18時
◎10月18日(土) 鑑賞茶会 ①11時~、②14時~、③16時~

播州大工職人の家に生まれ、三代目として家業を営むかたわら、茶人としても活躍されている 吉岡道雄さんの作品展です。材の本質を知る職人だからこそ見出す、美しいフォルムの作品が揃いました。

お茶会のお申し込みは:阪急伊丹 お茶のみどり園 本店 072-772-5339
兵庫県伊丹市西台1丁目8番3号 http://itami-midorien.com/index.html

 

1024x768_4



吉岡 道雄
1980年 神戸市生まれ   
1999年 県立明石清水高校卒後、父親(大工親方)に弟子入り   
2007年 裏千家教授 島津宗典先生に入門   
2014年 姫路ギャラリー「とーく」で三人展開催(陶芸、書、木工) 

2014年9月28日 (日)

堀井式碾茶炉

わたしたちの主催するお茶の大学の9月度定例会。

秋晴れの宇治に行ってまいりました。

2

1 京阪宇治駅下車すぐの宇治川畔の茶園

宇治市は京都府下でも特に覆下園が中心の茶産地。この季節は来春までのエネルギーを蓄えていた。

4 勉強熱心なお茶大生たち

 

参加いただいたプロの茶農家さんからの補足説明も聞きながらの茶園見学のあとは、老舗山本甚次郎商店へ。

5


9 

大正14年製の「堀井式碾茶炉」のある工場内を見学。現役稼働している日本で最古の碾茶炉だとか。

11 炉内部。

琵琶湖の葦をつかった「本簀」と、「はさがけ」したあとの「稲藁」での茶栽培は、人工的な寒冷紗の遮光では得られない『味』をもたらす。その僅差の味を感じ取る人間の味覚にも驚く。

15

既に国内の葦栽培は絶滅危惧的産業となり、高齢化する稲作農家では「はさがけ」など、手間のかかる作業はなくなりつつある。昔ながらの育成方法を守りたい茶農家は、自ら葦を手に入れて本簀を作り、稲藁をほうぼうに探し求めないといけない。

古いものや効率度外視の方法がすべて「良いもの」ではない。現代人の我々はそんなことくらい承知している。けれど人間の営みが循環していた時代の方が、豊かであり、物を大切にし、いろんな文化を生み育てていたことは確かだ。

山本さんの話を聞きながら「営みの分断」について思いを巡らせた。

19


伝統と革新。人間まだまだ捨てたもんではないし、いろんな技術が「本物を求める」時代に向かっているなと、美味しい抹茶アイスを食べながら楽観的に思う。

2014年9月17日 (水)

鳴く虫と郷町

Nakumusi2014_2

今年もこの季節kがやってきた。『鳴く虫と郷町』

数ある伊丹のイベントの中で、一番好きなイベント。

Dscn1281_1024x768


Dsc_0038_1024x685


町中、いろんなところに虫籠、虫壺が置かれ、スズムシやマツムシ、キリギリス、コオロギなどの声を楽しむだけのイベント。

主役は虫たちだけど、人たちはみなその鳴き声に便乗して、お茶会をやったり、落語会をやったり、演奏会をしたり、ラジオ体操と朝食会をしたりする。虫のおかげ。

1422425_488216157987473_67413147906 ことしは図書館も開館した。

 

1890544_660544374043898_141581382_2 うたたね歓迎の屋外図書館。

936693_660650464033289_305262883667 持ち寄った「虫」の本を紹介しあう

10698412_686163511458827_5174867217 スズムシとキリギリスを囲んで。

虫がいるだけで、人の輪ができる。遊びの達人が多い町、伊丹。













2014年9月 7日 (日)

岡町商店街

Facebookばかりじゃなく、ブログもこまめに・・・という思いもあるにはあるのだが、3か月ぶりの投稿になってしまった。

 

現在かかわっているプロジェクトのおかげで、毎朝通うようになった『岡町商店街』

7414_653177214780614_31299603142795


原田神社を囲むようにして、アーケードがつながっている昔ながらの商店街。

10632790_653177138113955_8470543592 原田神社

4世紀中頃~5世紀末創建で、摂津国の中西部の産土(うぶすな)神社だったのだとか。

天正6年(1578年)に荒木村重の兵火にかかり全焼、慶安5年(1652年)に現在の本殿が再建されたらしい(wiki先生より)。今では、周囲は生活臭ただようアーケードにかこまれているが、風格あるたたずまい。

 

 

そんな岡町商店街は、正確には阪急岡町駅から伸びる「岡町商店街」と、原田神社から先176号線までの「桜塚商店街」の2つの商店街がつながって成立している。朝・夕の通勤時間は高校生たちと通勤者たちが行き交い、日中は買い物客でにぎわう、生きた商店街だ。

 

3~400mの通りに、書店が3軒もある。

10562530_651488881616114_5562862993 豊文堂さん

10646974_651488851616117_7544898059 マイブックスさん

10608740_651488821616120_5156922379 ことぶき書店さん

いまやめずらしい存在になりつつある、町の書店さんが頑張っていらっしゃるのがすごくうれしい。ことぶき書店さんの本のラインナップは、雑誌、文庫本、単行本、絵本と充実。充実しすぎて棚に並ばず、書棚に横詰みに!雑多な感じが半端なく面白い。この先も頑張ってもらいたいなあ。

 

10543596_651488924949443_3239420220 活字が並ぶ精工社さん。

お食事中にお邪魔した。震災の時、活字を元の通りに戻すのに3か月かかったそうだ。

 

昭和レトロなお店も、いまだ健在。

10426265_654226911342311_7485218432 めん処 土手嘉 親子丼も最高!

10659301_651488651616137_87921103_2 モンシェリー

10603474_653177071447295_7111237731 らん

10659371_651488688282800_6238563412 かたすみⅡ(Ⅰがあるのだろうか?)

10624582_651488978282771_5955544271 極め付きの履物とタマゴの店マルキ

今では履物もタマゴも扱ってらっしゃらないが、古道具や雑貨の店として健在。

 

「まち」の成り立ちから、「店」や「商売」がどのように変貌してきたのかに思いを馳せるにはとても魅力的な岡町商店街。一店一店に歴史を聞いて歩いてみたい魅力的なまちだ。

2014年6月11日 (水)

お茶のこと

連日のお茶のこと。

折角の機を得れば、すかさず遠征。

10155515_595352063896463_1893856668 五島美術館

 

10441025_595352140563122_1210838776 畠山記念館

 

10390236_595352123896457_3161123239 永青文庫

 

そしてこれまた、機会を得て

10365630_596702707094732_4463192462 妙喜庵 国宝「待庵」

 

10177883_596702690428067_8643187158 大山崎美術館

 

10368877_596702737094729_3789665460 水無瀬神宮

 

 

1907352_598015820296754_68959984879 大徳寺 古田織部四百年遠忌

 

日々、お茶三昧でおりますが、知れば知るほどわけがわからない世界です。

















«今年の慈姑

2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ